『プロレスって興味はあるけど、よく分からない』とか
『見た事は何回かあるけど、疑問に思う場面がよくある』という人の為に、
俺様がプロレスにありがちな演出を元にして、プロレスを解説してやろうと思います。
ありがち・その2:どっからどう見ても普通の技なのだが、
カッコつけた必殺技名が付けられる。
どのプロレスラーにも大体、必殺技というか決め技みたいなものが存在する。
ウルトラマンのスペシウム光線のように、必殺技で相手を倒せば、
会場も盛り上がるというわけだ。
それゆえ、見ているお客さんに『あの技はすげぇ』と思わせるような、
説得力のある技を披露しなければならないのだが、
最近では『あれ?あの技って普通のジャーマンスープレックスだよな?』
とか、どっかで見たことあるような技に、勝手にオリジナルな技名をつけて、
フィニッシュホールドにしてしまうレスラーが多数存在する。
有名どころで言えば、新日でチャンピオンにもなった棚橋という選手が、
『ハイフライフロー』という決め技を使うのだが、どっからどう見ても、
普通のダイビング・ボディプレスにしか見えない。
ダイビング・ボディプレスという技名が先に存在するのに、
勝手に『ハイフライフロー』と銘打って、必殺技として使っているのだ。
まあ、細かいところでもしかして仕様が違うのかもしれんが、
普通の人が見て、その違いに気づく事はまずないだろう。
まあ、もう完全オリジナルの技を考えるのもネタ切れで厳しいから、
『俺がダイビング・ボディプレスを使うときはハイフライフローになる』
とか、勝手に考えてやってるんだろうけど、それにしてもこだわりが感じられない。
先に例を出したが、スペシウム光線といえばウルトラマン、
みたいに、やはり誰もが納得するオリジナル技を持たないと、
レスラーとして客に印象付けができないし、見ている方も盛り上がりに欠ける。
そして、レジェンドと呼ばれる歴代のレスラー達も、必ずといっていいほど、
オリジナルの必殺技を身に付けている点から見ても、
やはり、オリジナル技の習得を無視することはできないだろう。
個人的に、初めてその必殺技を見て、1番強烈な印象を覚えたのは、
武藤選手が行使したシャイニングウィザードという必殺技だ。
この技は、今でこそ多くのレスラーが行使する流行技となっているが、
新日の試合で、飯塚選手を相手に初めて使った時は、強烈なインパクトがあった。
それを見たとき、『この技は絶対に流行る』と思った。
隣で一緒にその試合を見ていた友達が、『ただの膝蹴りじゃん』
と言ったのを覚えているが、よく見るとそうではない。
相手の片膝を土台に、膝蹴りを相手の後頭部にぶち込むその発想がすごかった。
ただの膝蹴りであれば、技でもなんでもない。
走りこんできて、相手の膝を踏み台に利用する点が、いかにもプロレスらしかった。
非常に華があり、説得力のある決め技が誕生した瞬間だった。
それに比べて最近の若手は、どっかで見たことある技を引っ張ってきて、
勝手に技名をつけて、オリジナルと称して決め技として行使する。
自分で新たに生み出す工夫がなく、創造性、独創性が皆無だ。
橋本選手の垂直落下式DDTや、佐々木選手のノーザンライトボム(嫁さんの技だけど)、
蝶野選手のクロス式STF等、一流選手には必ずオリジナル性の高い技がある。
猪木の延髄斬り、長州のサソリ固め、藤波のドラゴンスープレックスもしかりだ。
いくらハイフライフローが、ただのダイビング・ボディプレスではなく、
屈伸を取り入れています!とか主張されても、見ている人が納得できなければ意味ない。
他の若手も同じで、技名だけカッコ付けて中身がなければ意味がない。
プロレスにおいて、必殺技、決め技というの非常に重要なのだ。
様々な華のある技のバリエーションで、お客さんを楽しませなければならない。
そこが総合格闘技とプロレスの大きな違いであり、差別化する必要があるポイントなのだ。
2008年03月21日
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確かにシャイニングウィザードは画期的でしたね。今、みんな普通に使ってますからね。(笑)
自分は鈴木みのる選手の『逆落とし』が衝撃的でしたね。スリーパーで絞めて体力を奪ってから、そのまま背負い投げて、グラウンドでさらに絞めて、「フヘヘ」と笑いながら、相手を失神させる。
隙がなくてえげつないですし、勝ち試合でしか使いませんから、本当に必殺技と言う感じがします。
蛇足なんですが、屈伸だけでなく90度旋回したり、序盤の足攻めでも使用したりして、バリエーションも見栄えが良くなっていますので、個人的には『棚橋のハイフライフロー』という技で定着しています。
使いどころを工夫して、ココぞという場面で使用して説得力を持たせれば、それはそれで、その選手にしかないオリジナルな技と受け取っても良いかなと。
シャイニングウィザードは、私が使ってみたい技No1ですね。
私のブログでも、よくこの技が登場します。
シャイニングウィザードは素人でも真似できそうですが、
逆落としは絶対に素人では無理そうですね。
私がやると、逆落としする前に相手の息の根を止めてしまいそうです。(笑)
私は棚橋の映像はそれほど見ませんし、よく研究もしていないので、
飛ぶ時ののモーションやバリエーションも、正直、全て同じに見えます。
見る人が見れば違うのかもしれませんが、やはり普通の人が見て、
説得力のある技にする事が、究極の技の完成形だと思います。
何の変哲もない技を、使いどころを工夫して、必殺技まで紹介しているのは、
やはり武藤選手の足4の字固めですね。
序盤は足四の字や低空ドロップキックで相手の足を攻めて、
でも相手もやられっぱなしじゃないから反撃も受けて、
ここぞというタイミングで、仕上げとばかりに足4の字固めを決めてギブアップを奪う。
これは素晴らしい一連の流れですね。
(全日の武藤はあまり見ていないので、今もこういう攻めをしているのか知りませんが…)
自分もたまにやる深夜放送を見るくらいですが、武藤の戦法は変わってないと思います。技もスタイルもこだわりを持っている人ですから、大きな変化はしないと思います。
ただ最近、膝だけでなく首の故障も悪化して、頭の毛も剃れない状態だそうなので、年齢とも相まって動きが芳しくないですね。
まあ、そんな状況でも武藤さんはCCと三冠獲ると言ってますが・・・。
小島やケアもパッとしませんし、若手も諏訪魔が今度のCCでどうなるかという感じで、全日の先行きがあまり良いとは言えないですね。
全日もノアも、少々閉鎖的過ぎますね。
今のままでも、日々ご飯を食べていくだけなら大丈夫だと思いますが、
現状のプロレス業界では、猪木が活躍していた頃の栄光を取り戻す事はできないでしょう。
全日の選手達がいまいちパッとしないのも、あまりに引きこもり過ぎているからですね。
新日は棚橋や中西達が外に出ていますし、蝶野も佐藤と組みました。
もっと他団体同士が連立を組み、一丸となって
業界を盛り上げていかないと、いずれは衰退していくでしょう。
新日だけが頑張っても、全日とノアが非協力的では意味がないということですね。
棚橋選手のファンで、検索からやってきた者です。
棚橋選手はタモリ倶楽部に出演した際、
ハイフライフローの概要を質問され、
ボディプレスにカッコいい名前付けただけと、
自ら語って、笑いを取っていました。
スリングブレイドは夢で見たそうで、
本人はオリジナルのつもりみたいです。
でも、やっぱハイフライフロー!って盛り上がってしまうんです。
技のキレは最高なので、お許しください。
棚橋選手はタモリ倶楽部に出たことがあるんですね。
あそこで笑いを取れるとは、なかなかユーモアのセンスもあるのかなと思います。
ヘビーであそこまで飛び技にこだわっている選手も珍しいと思いますが、
これからも独自路線で頑張ってほしいところですね。
正確に言えば“ハイフライフロー”の原型は
“フロッグスプラッシュ”の方が正しいけどねw
大きくまとめると同じ種類ではある。
棚橋自体は嫌いじゃないけど
正直、団体のエースとして推されるほど強そうには見えない気はする。
逆に言えば、他にエースや王座を任せられる人材が今の新日にはいないのも事実だけど
フロッグスプラッシュだという指摘は他の方からもありましたが、
正確にダイビングボディプレスとフロッグスプラッシュの違いが分かる人は、
あまりいないと思います。
私は間違っても『生粋のプロレスファンだ』とは自称できないので、
その違いに全く気づきませんでした。(気にした事もありませんでした)
棚橋は、新日ファンにはどちらかというと好評な気がしますが、
一般人や新規のファンを振り向かせるほどの魅力があるかというと、
他団体の丸藤や飯伏ほどの魅力や存在感はないように感じます。